【連鶴】三が一(みつがいち)
三が一(みつがいち)は、
1797年に発行された『秘伝千羽鶴折形』に掲載されている連鶴”49種”の中のひとつです。
On the other pages, there is how to fold this model in English.
Please check the link below.
![](https://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2021/09/mitsugaichi-top-en-320x180.jpg)
— 総合難易度 —
☆7:☆☆☆☆☆☆☆・・・
— 項目別 —
切れやすさ:☆☆☆☆・
ふくざつさ:☆☆☆・・
折りにくい:☆☆☆☆・
三が一(みつがいち)は、
2羽の大きな鶴の上に、小さな鶴が繋がりあう連鶴になります。
両側の鶴は、四隅を折りたたみながら折るので、しっかり折り目をつけていきましょう!
三が一(みつがいち)の完成イメージ
![](https://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2021/01/mitsugaichi-00.jpg)
三が一(みつがいち)の折り図
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2021/01/mitsugaichi-diagram.png)
<参考>『秘伝千羽鶴折形』1797年
折り紙の準備
【サイズ】
17.5cmの折り紙。
または、それより大きいもの
今回使用している折り紙は、17.5cmの片面折り紙になります。
つなぎ目が切れやすい連鶴のため、
両面折り紙や、和紙を使うと折りやすくなるのでおすすめです!
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2021/01/mitsugaichi-a-01.jpg)
はじめに、折り紙を”たて”と”よこ”で、半分に折りましょう。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2021/01/mitsugaichi-a-02.jpg)
折り目をつけたら、青い線のところで切ります。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2021/01/mitsugaichi-a-03.jpg)
切り取ると、このようになります。
点線部分で折り目をつけましょう。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2021/01/mitsugaichi-a-04.jpg)
さらに、点線部分で折り目をつけます。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2021/01/mitsugaichi-a-05.jpg)
続いて、真ん中に四角が出来るように折り目をつけていきましょう。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2021/01/mitsugaichi-a-06.jpg)
”よこ”の折り目は、紙の下側を緑色の線に合わせて折ります。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2021/01/mitsugaichi-a-07.jpg)
このように折り目をつけます。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2021/01/mitsugaichi-a-08.jpg)
”たて”の折り目は、端を真ん中の線に合わせて折りましょう。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2021/01/mitsugaichi-a-09.jpg)
このように折り目をつけます。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2021/01/mitsugaichi-a-10.jpg)
残り2か所の折り目をつけると、
真ん中に四角の折り目が出来ます。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2021/01/mitsugaichi-a-12.jpg)
これで、三が一(みつがいち)の折り紙の準備は完了です!
折り目をつけていこう
連鶴は、
紙を切る前に、”鶴の基礎となる部分”の折り目をつけることが大切です。
先に紙を切ってしまうと、折り目をつけている時に紙が切れてしまうことがあるので、
ここでしっかりと折り目をつけておきましょう!
三が一(みつがいち)は、
真ん中の鶴を、”連鶴用の鶴の折り方”で、
両側の鶴を、内側に”四隅を折りたたむ鶴”の折り方で折っていきます。
内側に”四隅を折りたたむ鶴”は、
”連鶴用の鶴の折り方”と少し変わりますので、
下記ページの”内側にたたんで折る鶴”の項目を参考に、折り目をつけていきましょう。
![](https://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/10/turn-in-top6-320x180.jpg)
”連鶴用の鶴の折り方”は、下記ページにてご紹介しております。
![](https://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2021/01/renzuru-top-320x180.jpg)
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2021/01/mitsugaichi-b-01.jpg)
三が一(みつがいち)では、
黄色い線で囲った四角に、それぞれ折り目をつけていきます。
”A”の真ん中の鶴は、”連鶴用の鶴”の折り目をつけていき、
”B”の両側の鶴は、”内側にたたんで折る鶴”の折り目をつけていきましょう。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/07/renzuru-fold6.png)
”A”の真ん中の鶴は、四角の中に、
こちらの緑の線と、青い線の折り目をつけていきます。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/08/renzuru-fold7.png)
”B”の両側の鶴は、四角の中に、
こちらの緑の線と、青い線の折り目をつけていきましょう。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2021/01/mitsugaichi-b-02.jpg)
三が一(みつがいち)は、両側の鶴の折り目をつけるときに、
真ん中の鶴にも折り目がついてしまいます。
関係のない折り目が多いと、真ん中の鶴が折りにくくなってしまうので、
真ん中の鶴と重なる部分には、折り目がつかないようにしていきましょう。
右側の鶴に折り目をつける場合、
青く塗られている部分が、重なるところになります。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2021/01/mitsugaichi-b-03.jpg)
写真のように、右側の鶴の折り目をつけるときは、
青い部分に折り目がつかないように、その手前のところまで折り目をつけましょう。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2021/01/mitsugaichi-b-04.jpg)
反対側も同様に、黄色い矢印のあたりまで折り目をつけます。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2021/01/mitsugaichi-b-05.jpg)
折り目をつけたあとが、こちらになります。
図の緑の線と、青い線の折り目がついてるか、しっかり確認しておきましょう。
折り紙を切っていこう
折り目をつけ終えたら、折り図通りに紙を切っていきましょう!
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2021/01/mitsugaichi-diagram.png)
三が一(みつがいち)の折り図
<参考>『秘伝千羽鶴折形』1797年
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2021/01/mitsugaichi-c-01.jpg)
折り図通りに紙を切ると、このようになります。
三が一(みつがいち)は、
矢印の色ごとに、残してあるつなぎ目の長さを変えてあります。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2021/01/mitsugaichi-c-02.jpg)
切れ目部分の拡大がこちらです。
黄色い線が真ん中を表しています。
青い矢印のところを、1mm、
黄色い矢印のところを、3mm残してあるので、
合計で4mmほど残してあります。
(今回使用しているのは、17.5cmの折り紙です)
もう一方のつなぎめも、矢印ごとに長さを変えましょう。
鶴の向きを確認しよう
連鶴は、鶴の向きを確認しながら折っていくことが大切です。
当サイトでは、
”つばさ”になるところを目印にして、折り進めていきますが、
”くちばし・しっぽ”になる部分を目印にしても、問題なく折ることが出来るので、
どちらかを目印に折り進めていきましょう。
わかりやすいように、裏面に薄く印をつけておくと、
間違えずに折ることができるのでおすすめです。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2021/01/mitsugaichi-d-01.jpg)
オレンジの線が”つばさ”になるところです。
確認しながら折っていきましょう。
”鶴の向き”を確認し終えたら、
いよいよ三が一(みつがいち)を折っていきます。
「自分で挑戦してみたい!」という方は、
ここから先は、折り方の手順になりますので、見ないようにすることをおすすめします!
折り方をご覧になる方は、次のページへお進みください!