”せなか”を膨らませて”つばさ”を広げる方法は、
基本の鶴の折り方でご紹介している方法とは違い、少し難しい方法となります。
そのため、慣れるまで単体の鶴で試してみることをおすすめします!
折り紙の大きさは、瓜の蔓(うりのつる)の大きな鶴と同じ大きさか、
15cmの折り紙を使うと、”せなか”を膨らませやすくなるのでおすすめです。
基本の鶴の折り方でご紹介している2パターン目の方法では、
両側の”つばさ”を外側に動かしながら、”せなか”の部分を上から押していきますが、
”せなか”を膨らませて”つばさ”を広げる方法では、
”つばさ”を外側に動かさずに、”せなか”の部分を膨らませていきます。
こちらの方法では、
はじめに、せなか”の部分をなじませる手順を行っていきます。
はじめに、3枚の写真を見ていき、
その後に、”せなか”を膨らませる方法を見ていきましょう!
(説明1)
両側の”つばさ”を外側に動かしながら、”せなか”の部分を上から押すと、
写真のように、”せなか”が綺麗に膨らみますが、
(説明2)
”つばさ”を外側に動かさずに、”せなか”の部分だけ上から押すと、
矢印のところのように、”せなか”がへこんでしまいます。
そのため、一度”せなか”の部分をなじませていきます。
(説明3)
”せなか”の部分をなじませてから膨らませると、このようになります。
”せなか”の部分を一度なじませることで、
へこみが出来ないように膨らませることが出来ます。
それでは、”せなか”を膨らませる方法で”つばさ”を広げていきましょう!
(手順1)
はじめに、写真のように”つばさ”を少し開きます。
(”つばさ”に折り目をつけて広げずに、開くようにしましょう)
(手順2)
”せなか”の部分をなじませるために、
黄色い丸のところをそれぞれつまみながら、矢印の方向に動かしていきます。
黄色い丸のところは、下記の2枚の写真を参考に、つまんでいきましょう。
(手順3)
左側は、黄色い丸のところをつまみます。
(手順4)
右側も、左側と同じように、黄色い丸のところをつまみます。
(手順5)
両側をつまみながら、矢印の方向に動かしていきましょう。
”つばさ”が閉じてしまうと、”せなか”の部分をなじませることが出来なくなるため、
写真のように、”つばさ”が開いた状態で、両側を矢印の方向に動かしていきます。
(手順6)
”せなか”の部分が三角になるように、両側を動かしましょう。
(手順7)
両側を動かした後がこちらになります。
両側を動かしている間は、”せなか”の部分が三角になりますが、
動かした後は、写真のように、少し元に戻ります。
これで、片側をなじませることが出来ました。
(手順8)
鶴を180°まわします。
さきほどと同じように、”つばさ”が開いた状態で、両側を矢印の方向に動かしていきます。
(手順9)
”せなか”の部分が三角になるように、両側を動かしましょう。
(手順10)
両側を動かした後がこちらになります。
こちらも、両側を動かしている間は、”せなか”の部分が三角になりますが、
動かした後は、写真のように、少し元に戻ります。
これで、”せなか”をなじませることが出来ました。
(手順11)
鶴を180°まわします。
(手順12)
両側を動かした後は、”つばさ”が斜めを向くので、
矢印の方向に動かして、”つばさ”を元の位置に戻します。
(手順13)
このように、元の位置に戻します。
(手順14)
”つばさ”の位置を戻したら、”せなか”の部分を上から押して膨らませます。
(手順15)
上から押して”せなか”を膨らませると、このようになります。
(手順16)
横から見るとこのようになります。
はじめに”せなか”の部分をなじませたことで、
へこみが出来ないように、”せなか”を膨らませることが出来ました。
(手順17)
続いて、”つばさ”の形を整えていきましょう。
点線部分に少し折り目がつくように、青い丸のところをそれぞれ矢印の方向に動かします。
(手順18)
少し折り目をつけるとこのようになります。
反対側の”つばさ”も、同じように折り目をつけましょう。
(手順19)
反対側の”つばさ”も、折り目をつけるとこのようになります。
(手順20)
折り目をつけると、外側に”つばさ”が開いてしまうため、
少し”つばさ”を戻します。
(手順21)
”つばさ”を少し戻すとこのようになります。
これで、”せなか”を膨らませて”つばさ”を広げることが出来ました。
瓜の蔓(うりのつる)の大きな鶴も、同じように”せなか”を膨らませて”つばさ”を広げましょう!
瓜の蔓(うりのつる)の完成です!