17.5cmで折りやすい連鶴

瓜の蔓(うりのつる)の折り方


”せなか”を膨らませて”つばさ”を広げる方法は、
基本の鶴の折り方でご紹介している方法とは違い、少し難しい方法となります。

そのため、慣れるまで単体の鶴で試してみることをおすすめします!

折り紙の大きさは、瓜の蔓(うりのつる)の大きな鶴と同じ大きさか、
15cmの折り紙を使うと、”せなか”を膨らませやすくなるのでおすすめです。

(説明1)
両側の”つばさ”を外側に動かしながら、”せなか”の部分を上から押すと、
写真のように、”せなか”が綺麗に膨らみますが、

(説明2)
”つばさ”を外側に動かさずに、”せなか”の部分だけ上から押すと、
矢印のところのように、”せなか”がへこんでしまいます。

そのため、一度”せなか”の部分をなじませていきます。

(説明3)
”せなか”の部分をなじませてから膨らませると、このようになります。

”せなか”の部分を一度なじませることで、
へこみが出来ないように膨らませることが出来ます。


それでは、”せなか”を膨らませる方法で”つばさ”を広げていきましょう!

(手順1)
はじめに、写真のように”つばさ”を少し開きます。
(”つばさ”に折り目をつけて広げずに、開くようにしましょう)

(手順2)
”せなか”の部分をなじませるために、
黄色い丸のところをそれぞれつまみながら、矢印の方向に動かしていきます。

黄色い丸のところは、下記の2枚の写真を参考に、つまんでいきましょう。

(手順3)
左側は、黄色い丸のところをつまみます。

(手順4)
右側も、左側と同じように、黄色い丸のところをつまみます。

(手順5)
両側をつまみながら、矢印の方向に動かしていきましょう。

”つばさ”が閉じてしまうと、”せなか”の部分をなじませることが出来なくなるため、
写真のように、”つばさ”が開いた状態で、両側を矢印の方向に動かしていきます。

(手順6)
”せなか”の部分が三角になるように、両側を動かしましょう。

(手順7)
両側を動かした後がこちらになります。

両側を動かしている間は、”せなか”の部分が三角になりますが、
動かした後は、写真のように、少し元に戻ります。

これで、片側をなじませることが出来ました。

(手順8)
鶴を180°まわします。

さきほどと同じように、”つばさ”が開いた状態で、両側を矢印の方向に動かしていきます。

(手順9)
”せなか”の部分が三角になるように、両側を動かしましょう。

(手順10)
両側を動かした後がこちらになります。

こちらも、両側を動かしている間は、”せなか”の部分が三角になりますが、
動かした後は、写真のように、少し元に戻ります。

これで、”せなか”をなじませることが出来ました。

(手順11)
鶴を180°まわします。

(手順12)
両側を動かした後は、”つばさ”が斜めを向くので、
矢印の方向に動かして、”つばさ”を元の位置に戻します。

(手順13)
このように、元の位置に戻します。

(手順14)
”つばさ”の位置を戻したら、”せなか”の部分を上から押して膨らませます。

(手順15)
上から押して”せなか”を膨らませると、このようになります。

(手順16)
横から見るとこのようになります。

はじめに”せなか”の部分をなじませたことで、
へこみが出来ないように、”せなか”を膨らませることが出来ました。

(手順17)
続いて、”つばさ”の形を整えていきましょう。

点線部分に少し折り目がつくように、青い丸のところをそれぞれ矢印の方向に動かします。

(手順18)
少し折り目をつけるとこのようになります。

反対側の”つばさ”も、同じように折り目をつけましょう。

(手順19)
反対側の”つばさ”も、折り目をつけるとこのようになります。

(手順20)
折り目をつけると、外側に”つばさ”が開いてしまうため、
少し”つばさ”を戻します。

(手順21)
”つばさ”を少し戻すとこのようになります。

これで、”せなか”を膨らませて”つばさ”を広げることが出来ました。

瓜の蔓(うりのつる)の大きな鶴も、同じように”せなか”を膨らませて”つばさ”を広げましょう!

瓜の蔓(うりのつる)の完成です!

 

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