【連鶴】鶺鴒(せきれい)
鶺鴒(せきれい)は、
1797年に発行された『秘伝千羽鶴折形』に掲載されている連鶴”49種”の中のひとつです。
On the other pages, there is how to fold this model in English.
Please check the link below.
![](https://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2021/09/sekirei-top-en-320x180.jpg)
— 総合難易度 —
☆9:☆☆☆☆☆☆☆☆☆・
— 項目別 —
切れやすさ:☆☆☆☆☆
ふくざつさ:☆☆☆☆☆
折りにくい:☆☆☆☆・
鶺鴒(せきれい)は、
2羽の鶴が、夢の通い路(ゆめのかよいじ)とは異なる方向を向く連鶴になります。
非常につなぎ目が切れやすいモデルになるので、
しっかり折り目をつけて、慎重に折っていきましょう!
鶺鴒(せきれい)の完成イメージ
![](https://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/12/sekirei-00.jpg)
鶺鴒(せきれい)の折り図
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/12/sekirei-diagram.png)
<参考>『秘伝千羽鶴折形』1797年
折り紙の準備
【サイズ】
17.5cmの折り紙。
または、それより大きいもの
今回使用している折り紙は、17.5cmの片面折り紙になります。
つなぎ目が非常に切れやすい連鶴のため、
和紙を使うと折りやすくなるのでおすすめです!
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/12/sekirei-a-01.jpg)
はじめに、折り紙を”たて”と”よこ”に、それぞれ半分に折りましょう。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/12/sekirei-a-02.jpg)
折り目をつけたら、黄色い線のところで切ります。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/12/sekirei-a-03.jpg)
このようになります。
これで、鶺鴒(せきれい)の折り紙の準備は完了です!
折り目をつけていこう
連鶴は、
紙を切る前に、”鶴の基礎となる部分”の折り目をつけることが大切です。
先に紙を切ってしまうと、折り目をつけている時に紙が切れてしまうことがあるので、
ここでしっかりと折り目をつけておきましょう!
鶺鴒(せきれい)は、
内側と外側に、それぞれ”四隅を折りたたむ鶴”になります。
”連鶴用の鶴の折り方”と少し変わりますので、
下記ページの”内側にたたんで折る鶴”と、”外側にたたんで折る鶴”の項目を参考に、折り目をつけていきましょう。
![](https://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/10/turn-in-top6-320x180.jpg)
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/11/renzuru-fold9.png)
ひとつひとつの四角に、
緑の線と、青い線の折り目をつけていきましょう。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/12/sekirei-b-01.jpg)
(1)
鶺鴒(せきれい)では、
黄色い線で囲った四角に、それぞれ折り目をつけていきます。
”A”は、”内側にたたんで折る鶴”の折り目をつけていき、
”B”は、”外側にたたんで折る鶴”の折り目をつけていきましょう。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/12/sekirei-b-02.jpg)
(2)
折り目をつけたあとがこちらです。
図の緑の線と、青い線の折り目がついてるか、しっかり確認しておきましょう。
続いて、“B”の”外側にたたんで折る鶴”に、
鶴を折りやすくするための折り目をつけていきましょう。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/12/sekirei-b-03.jpg)
(3)
“B”の折り目をつけた方が、右側に来るように紙を置きます。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/12/sekirei-b-04-1.jpg)
(4)
写真のように紙を折りたたみ、左側の紙を矢印の方向に折りたたみましょう。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/12/sekirei-b-05.jpg)
(5)
このように紙を折りたたみます。
そのまま裏返しましょう。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/12/sekirei-b-06.jpg)
(6)
裏返すとこのようになります。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/12/sekirei-b-06-1.jpg)
(7)
黄色い線のところに折り目をつけていきましょう。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/12/sekirei-b-07-1.jpg)
(8)
紙の下側を、青い丸の部分に合わせて、
点線部分で折り目をつけます。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/12/sekirei-b-08.jpg)
(9)
このように、真ん中の線も合わせて、折り目をつけましょう。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/12/sekirei-b-09.jpg)
(10)
青い線のところが折り目になります。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/12/sekirei-b-10.jpg)
(11)
続いて、写真のように紙を置きます。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/12/sekirei-b-11-1.jpg)
(12)
さきほどと同様に折り目をつけていきますが、
右側は折り目をつけるときに隠れてしまうため、
左側だけ合わせて(青い丸のところ)折り目をつけましょう。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/12/sekirei-b-12.jpg)
(13)
このように合わせて、折り目をつけます。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/12/sekirei-b-13.jpg)
(14)
残りの二か所も(点線部分)、同じように折り目をつけましょう。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/12/sekirei-b-14.jpg)
(15)
折り目をつけると、写真のように四角が出来ます。
![](http://renzuru-fold.com/wp-content/uploads/2020/12/sekirei-b-15.jpg)
(16)
紙を広げると、このようになります。
これで、鶺鴒(せきれい)の折り目の準備は完了です!